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寮と食事

IITにいる間は、寮生活をしています。
寮は、大学院生は一人部屋ですが、それ以外は基本的に2人部屋です。僕も2人部屋を当てられました。ちなみに相方は、韓国人の学生です。
部屋はご覧のとおりの広さで、プライベートな空間というのは存在しません。収納は、手前側にタンスと洋服掛け(それぞれ個人用)があり、一人分の荷物は充分に入ります。
トイレ・シャワーは共用で各階に一つずつあり、コインランドリーも各棟に一室ずつあります。ちょっと驚いたのが、トイレの中にシャワーがあることで、まあ良く考えればこちらでは当たり前なのかもしれませんが、人が用を足しているすぐ横でシャワーを浴びるというのも変な感じです。
まあ細かいことを言えばきりがありませんが、家賃は一ヶ月100ドル(1万円ちょっと)なので、それを考えればまあ文句も言えないでしょう。
寮費には食費が含まれており、食堂でIDカードを提示することで食事が出来ます。面白いのはそのシステムで、IDカードには毎週60ドル加算され、そこから食べた分だけ引かれていきます。一週間で60ドル以上食べた場合には、超過分は自腹となり現金で支払います。寮費が一ヶ月100ドル(1週間25ドル)なのに食費が毎週60ドル分もらえるというのも不思議な仕掛けです。また、土日は食堂ではなく寮の中で決まった食事を取るようになっており、これは寮生は無料なので、実質60ドルを5日で使う計算になります。毎食ここで食事をしていると、60ドルをちょうど使い切るような感じになります。
料理の内容は、ピザ、サンドイッチ、ハンバーガー、日替わりのメニュー、サラダのバイキング、スープ、各種ドリンクなどです。学生の数の割に設備が貧弱なので、昼食時は大変混雑します。とくに日替わりメニューは写真のように2つのフライパンでちまちま作りながら出すので、いつも長蛇の列です。
日替わりメニュー以外は毎日固定で、しかも昼と夜は全く同じ(朝はパン、ソーセージ、卵など)なので、3日もすれば完璧に飽きます。が、これも前述の通りタダみたいなものなので、文句も言えません。食事に飽きたときにはダウンタウンに出て美味しいものを食べ、ストレス発散をしています。



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