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ルームメイト

サマースクール中の大学の寮は2人部屋です。こちらに来るまでは、「屈強な大男が相部屋になって、夜中に迫られたらどうしよう」などと心配をしていたのですが、実際に来てみたらご覧のような中肉中背のアジア人でした(写真左)。
彼の名はムンギ。建築学のPh.Dコースに通う韓国人です。歳も近いせいか、初日から話も弾み、いつもいっしょに行動するようになりました。言葉は通じないので当然英語なのですが、お互いインチキEnglishなので、英会話の上達につながったかどうかは?ですが、一日中英語を話さなくてはいけないのは確かです。
部屋自体はあまり広くないのですが、向こうは日本語が読めないし話せないので、こちらが日本語で電話をかけたりメールを書いたりしている分には全く理解できません(逆も同じ)。したがって、プライバシーは充分に保たれるので、同じ部屋にいてもあまり邪魔に感じることはありません。話をしたいときには英語で話し掛ければいつでも会話が出来ます。日本人同士の2人部屋だといろいろと気を使ったりすることも多いのですが、今回は非常に快適に生活することが出来ました。
じつは、この日記を書いている時点では、彼はもうこの部屋にいません。先週末でサマースクールを終了して出て行ってしまったからです。今はこの部屋を一人でのびのびと使えていますが、ふと話をしたいと思っても誰もいないのでちょっと寂しく感じるときもあります。
もっとも、彼とはこの先も何らかの形で付き合いが続くだろうし、韓国人の友人を持つのも初めての事なので、非常に良い経験が出来たなあと思っています。



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