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学内駐車事情

大学内で駐車するには2つの方法があります。
一つは、専用の駐車場を借りることで、僕も1箇所借りました。年間で260ドル程度なので、1ヶ月2400円といったところでしょうか。ただし競争率も高く、残念ながらオフィスからかなり離れた場所にしか借りられませんでした。今はwaiting listに入っているので、近くの駐車場が空き次第替えてもらえます。

もっとも、大学のキャンパスは広いですから、キャンパス内を車で移動することも多々あります。遠くの校舎に講義を聞きに行ったり、お昼を食べに出たり、書類を提出するためにちょっと離れた建物に行く時などなど。そんな時利用するのがパーキングメータです。大学内は全て無断駐車禁止になっていて、道のいたるところにパーキングメータがあります。どこのパーキングメータもよく混んでいて、空きを探すのが大変なときもあります。
構造は至って簡単で、コインを入れるとタイマーの矢印がお金を入れた時間分だけセットされ、時間とともに減っていきます。時間切れになると写真右側のメーターのように赤いマークが出てきてすぐに分かるようになっています。
料金は、30分25¢ですから、2時間100円ということになります。たいていの場所は5¢単位でお金が入れられるので、ちょっと10分だけといった場合にも効率よく利用できます。
駐車違反の取り締まりはかなり厳しく、メーターが赤くなっているとすぐに違反切符が切られます。罰金が幾らなのかは知らないのですが、学生の場合には罰金が全て学生証に加算され、罰金の滞納がある学生は卒業できない仕掛けになっているとか。おかげて罰金の滞納はほとんど無いようです。もっとも、メーターの料金も安いですから、メーターが赤くなっている車両はほとんど見かけません。

学内の道路に整然と並んだパーキングメーターは、車社会アメリカを象徴する一つのシーンだと思います。



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