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リンカーンの家

昨日のドライブの続き。

イリノイ州は「リンカーンの州」とも呼ばれていて、リンカーンにまつわるものがたくさんあります。それは、リンカーンが青年時代から大統領になるまでの期間のほとんどをスプリングフィールドで過ごしたからだそうです。そのため、特にスプリングフィールドにはそういった由緒のあるものがたくさんあり、中でも有名なのがLincoln Home(リンカーンの家)とLincoln Tomb(リンカーンの墓)です。

リンカーンの家はスプリングフィールドの街中にあり、公園のような敷地の中に19世紀の町並みと共に保管されています。ご覧のようなかわいらしい建物です。
裏側にも建物が続いており、さらに後ろに裏庭があります。1日に何回か家の中に入れるツアーもあるのですが、待ち時間が結構あるようでしたので今回は止めました。
隣の建物は、リンカーン本人や家に関する資料館になっていて、ご覧のような模型などもありました。実はリンカーンの家は2回建て直されたそうで、最初の平屋建ての時の模型も展示してありました。ほかにも、リンカーンの生い立ちや数々の名言、いかにイリノイ州のために尽くしたかなどパネルでの展示がありました。
周辺には、19世紀の建物がたくさん残されていて、その当時の雰囲気が味わえるような町並みが作られています。この日は人も少なく、非常に静かだったこともあり、本当に昔に戻ったような感じがしました。

見るべきものと言えば、家が一軒あるだけなので、観光地としてはやや物足りない気がします。これで海外旅行でわざわざ来ていたのなら頭に来るところですが、ドライブでぶらっと来る分にはなかなか良い場所かもしれません。もっとも、海外旅行でわざわざスプリングフィールドに来る人はいないでしょうから、日本人としてはきわめて貴重な体験をしたと言えるかもしれませんね。



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