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レジでの支払い

こちらへ来て何よりも驚くのが、スーパーや雑貨店の規模の大きさとその値段の安さです。ちなみにこちらではスーパーマーケットとは言わずにグロッサリーストア(grocery store)と言います。
広大な店の中を大きなカートを押しながら歩いていると、それだけで楽しくなります。このような大きなお店では、レジの形態もちょっと変わっているので今日はこれを紹介します。
レジのところにはベルトコンベアがあり、カートの中の荷物は全てこの上に出します。面白いのは、前の客と買い物が混ざらないように仕切り用の棒が用意してあることです。前のお客さんが全部乗せ終わったら、全部レジを通るのを待つことなく、仕切りの棒を置いて自分の買い物をどんどん乗せていくことができます(僕の買った水の向こうに仕切り棒があるのが見えるでしょうか)。
レジは日本と同じバーコード方式で、支払いは現金・カード・チェック(小切手)が使えます。現金を使う人が割と少ないので、レジの時間は長くなりがちです。

ちなみに、ベルトコンベアと言っても店員がスイッチを入れたり切ったりしているので、商品がどんどん流れていってしまうようなことはありません。
バーコードを通した商品は、どんどん後ろの台を滑っていき、待機している別の店員がどんどん袋に詰めていきます。お客はこの店員の横にカートを置いて待機し、袋に詰めた商品はまたカートに戻されます。支払いが済んだらそのままカートを駐車場まで押していきます。とても楽で良いですね。

車につくまでは荷物はずっとカートに入ったままということになるので、カートから車に荷物を乗せ換える時に初めて荷物の重さを実感します。
商品の数が少ない人用に、セルフサービスのレジも用意されています。この店では「商品が12個以下の人はご利用ください」と書いてありますが、実際にはもっとたくさん買った人も並んでました。
ここでは、バーコードの機械の上を自分で商品を通して自分で袋に詰めます。野菜などで重さで値段の変わるものは、台の上において商品をタッチパネルで選択すると重さが自動で測られて値段が計算されるようになっています。
バーコードを全部通したら、支払いボタンを押すと支払方法を聞いてきます。現金ならば自動販売機のようにお金を入れればよく、カードならば、機械の溝をピッと通して、液晶画面の上でサインをすれば終わりです。とても簡単で気に入りました。
この自動化レジは10台くらいあるのですが、隅のほうで一人の店員が一応監視しています。何かトラブルがあれば助けてくれるようです。もっともこれでは1個や2個商品を通さずに袋に入れてしまっても全然分からないような気がしますが、実際に試してみる度胸はありません。



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