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ドアの取っ手

一見日本と同じ扉ですが、こちらで見かける扉には大きな特徴があります。
日本だと、扉を押して開けるのか引いて開けるのか分かるように、「押す・引く」とか「push/pull」とか扉に書いてあることが多いのですが、こちらではそういった表示を見かけたことがありません。最初は戸惑うこともありましたが、ある約束を見つけてからは戸惑わなくなりました。

左の写真は「引く」がわの扉です。扉には半円の「取っ手」が付いていて、これを引けばドアが開きます。このドアは押しても開きません。
こちらの写真はちょっと見づらいですが、「押す」側です。こちら側には取っ手はついておらず、代わりに横に長いバーがついています(扉の真中やや下)。
つまり、取っ手がついていればそのドアは引けば開き、バーがついていればそのドアは押せば開くというわけです。一見何でもない事のようですが、慣れると大変便利です。
もちろん日本にもこのような扉はあると思いますが、"push","pull"というシールを貼った扉の方が一般的だと思います。それに比べるとこちらの方式のほうが直感的で使いやすいですね。



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