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コイン

海外旅行で使った事のある人も多いと思いますが、今日はコインの話。
こちらで通常使われているコインは、25¢、10¢、5¢、1¢のコインです。それぞれ、クオーター、ダイム、ニッケル、ペニーという通称で呼ばれています。他にも1ドルのコインと50¢のコインもあるそうですが、僕は見たことがありませんし、通常もほとんど使われる事がありません。
それぞれのコインには、人の顔が彫られています。恥ずかしながら、誰の顔なのかは知りません。

最近は慣れましたが、このコイン、なかなか使いづらいものです。
写真右下のペニーは色が違うのですぐに分かります。ただしこのペニー、日本の1円玉と同じように、自販機などでは普通使えませんので、財布の中に溜まりがちです。
後の3つは同じ色をしています。
右上のダイムですが、これは一番小さく分かりやすいです。ただし最初のうちは、ダイム(10¢)の方がニッケル(5¢)よりも小さいので少々戸惑いました。大きいコインの方が高額な気がしますよね。
あと、問題は左の2つですが、上がクオーターで下がニッケルです。この2つ、色が同じで大きさもほとんど一緒(ニッケルの方が少し小さい)、書いてある人の顔も良く似ています。この2つを見分けるのが最初のうちは大変でした。
僕は最初のうちは裏面(こっちが表かも?)を手がかりにしていました。大きな鷲のマークがクオーター、建物が書いてあればニッケルです。それでも慣れないうちは、25¢だと思ってついニッケルを出してしまい、「お金が足りない」と文句を言われる事もしょっちゅうありましたが。だいたい5¢のくせに大きいのが混乱の元だと思うのですが。
もう一つ難しいのは、お金の出し方です。日本で1円、5円、10円、50円、100円という組み合わせになれているせいか、こちらでのお金の出し方には結構戸惑います。例えば45¢を出す場合、クオーター(25¢)1枚とダイム(10¢)2枚、もしくはダイム4枚とニッケル(5¢)1枚といった2通りの出し方があります(もちろんもっと細かい出し方もありますが)。80¢だとクオーター3枚とニッケル1枚といった具合です。なんだか算数の問題を解いているようです。なかなかとっさに計算が出来なくてついお札を使ってしまったり、お釣りをもらっても本当にそれが正しい金額なのか考えるのに時間がかかったりしてなかなか厄介です。
初めはこんなの本当に慣れるのかな?と疑問でしたが、使っているうちに慣れてきましたので、また一歩アメリカ人に近づいたのかもしれません^^)

[問題] 40¢のいちばん簡単な出し方は?

[答え] クオーター1枚、ダイム1枚、ニッケル1枚




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