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お札

先日に続いてお金の話。
アメリカのお札には1、2、5、10、20、50、100、500, 1000、5000、10000とたくさんの種類がありますが、実際に良く使われているのは、20/10/5/1ドルの4種類です。今回たまたま100ドル札が手元にあったので写真に写っていますが、めったにお目にかかることはありません。
日本のお札と大きく違うのは、どのお札も大きさが全く同じで見分けがつきにくいところです。慣れていないせいもあるでしょうが、20と10、5と1はそれぞれ数字を見るまでは全く区別できません。日本のお札ですと、それぞれ大きさが違いますし、また右下のところにでこぼこの模様がついているので触るだけでいくらのお札か分かるようになっています。しかしドル札には全くそのような工夫がないので、盲目の人などには識別が難しいだろうと思います。
こちらは基本的に小切手・カード社会であることと、比較的物が安いこともあって、お金を大量に持ち歩く必要がありません。僕も普段は20ドル札と10ドル札を1枚ずつ、あとは1ドルを何枚か持っている程度です。たまに100ドル以上持っていると、なんだかとても大金を持っているような気がしてしまいます。
どの店でも大抵デビッドカード(銀行のキャッシュカードで買い物)が使えますし、小切手を切る事もできます。もちろんクレジットカードも一般的です。カードの使えないファーストフードや駐車料金などには現金を使います。現金を使うのはせいぜい5ドル、10ドルといった感じなので、50ドル札や100ドル札が流通していない訳が分かります。



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