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こちらでもこの季節は風邪が流行るようで，薬局に行くといろいろな薬を見かけます。ただ日本ほど風邪薬はポピュラーではないようで、どちらかというととにかく寝て治すというのが基本のようです。 こちらで見かけたもので一つ面白いとおもったのが，ご覧の加湿器です。9ドル程度で買えるのですが，下の入れ物に水を入れてコンセントにさすと蒸気が出てくるという非常にシンプルなものです(電源スイッチすら無い)。特徴は上記の出口のところに液体を溜められるようになっていて、ここに写真左にある薬を入れて使用する事です。この薬は喉や鼻の症状を抑えるもので、"inhalant(吸入剤)"と書かれています。要は，加湿器の上記と一緒に部屋の中に薬をばら撒いて，風邪の症状を和らげるというわけです。 実際に使ってみると、スーッとメントールのような匂いがして，なんとなく効きそうな気はします。ただ、実際に症状が緩和されたかと言うと、それほど劇的ではない気がします。無いよりましといったところでしょうか。 効く効かないはともかく、機械と薬で13ドル程度ですし，加湿器としてはずっと使えるわけですから、日本で風邪薬を買うことを思えば安いものですね。 |
