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出生届

Yutaはアメリカで生まれたので、日本とアメリカ両方の国籍を持つことが出来ます。これは、アメリカの制度が、「アメリカの国土で生まれた子供は親の国籍に関わらず全てアメリカ国籍を与える」という制度になっているからです。ただし、日本国の制度では、22歳までにどちらか一方の国籍を捨てなくてはいけません。それまでは二重国籍ということになります。

病院で生まれると、書類に記入を行い、あとは病院が役所に届け出てくれます。左の写真は、役所から取り寄せた「出生証明書」です。Yutaの名前がしっかりと書かれていました。
一方、日本国には、3ヶ月以内に出生届を提出する事になっています。3ヶ月を1日でも過ぎると、日本国籍を取得する事が出来なくなりますので責任重大です。
記入内容は、アメリカの住所を全てカタカナで記入しなければならないのがちょっと面倒な程度で、それほど難しくはないのですが、(印)の字を見てちょっと焦りました。まさかアメリカ国内で印鑑が必要になるケースがあるとは思わず、印鑑は持参してこなかったからです。電話で問い合わせたところ、拇印でも良いという事なのでとりあえずは良かったのですが。
あとはシカゴにある領事館に郵送すれば手続き終了です。

果たして、20年後のYutaはどちらの国籍を選ぶのでしょうか??




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