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ナイアガラの滝
(3日目)


写真をクリックすると、大きなサイズで見られます。

3日目は早朝に国際線で帰る友人夫婦を空港(アメリカ側)まで送ったのですが、kyamamoたちの乗る飛行機までにはまだ半日ありましたので、もう一度滝のそばまで戻り、アメリカ側から滝を見てみることにしました。
アメリカ側の方は、滝の周辺がきっちりと公園として整備されており、土産物屋やホテルの立ち並ぶカナダ側とはかなり違った雰囲気です。公園を少し歩くとすぐに滝のそばまで出られます。
ガイドブックなどを見ると、アメリカ側は大したことはないと書いてありますが、実際には滝をこのように間近で見ることができ、カナダ側とはまた違った楽しみ方ができます。カナダ側からは小さくしか見えなかったアメリカ滝も、このように間近で見るとかなりの迫力です。
ちょうど朝の太陽の向きから虹も綺麗に見え、アメリカ滝を堪能できました。
その後は、せっかくアメリカ側に車を止めたので、おとといは車でわたったレインボーブリッジを歩いて渡ってみることにしました。
公園のすぐ脇にはこのような橋の入り口があり、回転扉をくぐるとアメリカを出国したことになります。当然人はおらず、ノーチェックでの出国です。
橋の途中には国境があります。アメリカ側、カナダ側にそれぞれの国旗が立ち、真ん中には国連の国旗がありました。ここまで徒歩で5分くらいです。
道路には国境を示すラインが入っています。
また、橋には国境を示すこんなプレートもついていました。

国境を歩いて渡るというのは生まれて初めての経験でしたが、何とも不思議な気分でした。
入国審査は先日よりも簡単で、パスポートの確認だけでした。前回入国したスタンプが押してあれば、2回目以降は簡単なようです。
カナダ側に入ってすぐのところに、チョコレートで有名なHershey'sの店がありました。屋根には大きなキスチョコがあり、一目で分かります。また、入り口の所にはキスチョコマンの人形もありました。Yutaも嬉しそうです。
朝食は、レインボーブリッジからすぐそばにある、庭の綺麗なレストランで食べました。バルコニーから滝が一望でき、また庭には沢山の花があってなかなか素敵な所でした。朝から優雅な気分に浸れました。

カナダでの朝食を終えた後は再びレインボーブリッジを渡ってアメリカに戻ります。戻るときにはなぜかお金を取られました。アメリカまたはカナダのお金で50¢ですのでまあたいした額ではありませんが。カナダ側ではその50¢を払って出国し、アメリカ側ではパスポートをチェックされるだけの簡単な入国審査を受けました。
アメリカに再入国した後は、プロスペクトポイントという見晴台に行きました。滝は基本的にカナダ側から見て正面になるため、アメリカ側からは余りよく見えないのですが、この展望台はカナダ側にぐっとせり出した川の上に作られていて、アメリカ側からでも両方の滝がよく見えるように工夫されています。
この上からは、写真のように両方の滝を見ることができます。

ここから景色を眺めていると、滝のそばを人が歩いているのが見えました。写真下の方に、沢山の人が歩いているのが見えるでしょうか? これは行ってみるしかないということで、早速kyamamo達も行ってみました。
展望台からエレベータで河畔まで下り、あとは手すりのついた階段を滝に向かって歩いていきます。距離はそれほど長くなく、5分ほども歩けば滝のすぐそばまで行けます。
滝のそばまで来ると、滝の音もすごく、水飛沫もかかってかなりの迫力です。遠くから眺める滝も良いですが、やはりこのように間近で見る滝はまた感動的です。これはアメリカ側でしかできない体験ですので、もし行かれる方はぜひここにも立ち寄ってみて下さい。
先ほどのプロスペクトポイントはアメリカ滝をすぐそばから眺めるのに最適でしたが、もう一つ、テラピンポイントという場所があり、ここからはカナダ滝をすぐ間近で見ることができます。
ここからは、カナダ滝が落ちて行く場所をまさに目の前で見ることができます。もちろん滝壺も眼下に見ることができ、吸い込まれてしまいそうな迫力でした。
反対側に目をやると、先ほどすぐそばを歩いたカナダ滝、そして今朝渡ったばかりのレインボーブリッジもよく見えます。
もちろん、写真好きのkyamamoは何枚も写真を撮ってしまいました。まだ現像からあがってきてませんが、できあがりが楽しみです。

これでナイアガラの滝ツアーは全日程終了です。2泊3日とそれほど長くはありませんでしたが、一通り見るのにはちょうど良い日程でした。

それにしても、滝はやはりすごい迫力でした。これまで見たどの滝よりも迫力がありましたし、遠くから、そして近くから、色々な角度で滝が見られるのもすばらしいと思いました。みなさんも是非一度は行ってみられることをお勧めします。




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